拍手お礼SSS No.19



Bratkartoffelverhaeltnis―恋の戯れ



「万尋さん…もういいんじゃない?」
「ダメ。もっと」
「…はぁ… じゃあ、あと一つだけだよ?」
「えーーー!けち。」
「“けち”じゃないんです。大体、食べすぎデショ!?この量は。」
そう言って真矢が指差す先は…

テンコ盛りのチョコの包み紙。

「いくら脳の栄養になるって言ってもさ。コレは行き過ぎでしょう?」
「だって…。 この時期になると“チョコ中”になるんだよ!!」
「なに?その“チョコ中”って…」
「チョコレート中毒。」
「…。」
「あ!馬鹿にしたな。じゃあ、お前も食ってみろよ!旨いんだから。」

宇崎はムー。っとした顔で真矢をニラミ…
うりゃ!と真矢の口にチョコを入れる。

「美味しいだろ?コレは今んとこ一番のお気に入りなんだ!」
そう言ってニコニコしている宇崎とは対照的に真矢は眉間にしわが寄っていく…

「万尋さん…。俺。甘い物あんまり…」
「なにー。俺様のチョコが食べれないと?」
「…いや…そうでなくて…。」
と真矢は宇崎を絡め取り…

「同じ“甘い物”だったらこっちがイイナ。」
と素早く口付けた…。

「お前…手が早すぎ。」


―コレも戯れ?―


配布元 ::―ImmanueL―::
ドイツ語10題ヨリ -7-